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Posted by 滋賀咲くブログ at

2016年09月25日

市民レベルの測定所の存在意味

ひさしぶりに市民放射能測定所ネットワークのミーティングに出席して、他の測定所の方々にくらべて滋賀は何の取りくみもできていないなあと反省しました。

放射能汚染を気にするということについて、「誰かが測定してくれてデータがわかれば安心できる」と人任せにしてデータだけを得ることと、自らが気にして測定して測定結果をその地域の環境に照らし合わせて探っていくこととでは、意味がまったく違う。
おうみ市民放射能測定所がめざしているのは後者で、そこをうまく伝え広めていくことを私がしていかないと、滋賀県のデータを継続して集めて判断していくような取りくみができなくて、市民レベルの測定所の存在意味がないなあと改めて思いました。

奈良からの帰りの電車の乗り継ぎの時間つぶしに売店をひやかしたりしてたら、砂糖不使用の有機果汁のキャンディってのがあったので成分表示を見たらアセスルファムKとかL-フェニルアラニン化合物(アスパルテーム)とか書いてあって笑いました。
ゲルマニウム半導体検出器での短時間のスクリーニング測定で放射能不検出っていうデータの滑稽さと似ています。

生きやすさには、おかしなことに鈍感になる生きやすさと、おかしなことに敏感になる生きやすさとの両方があって、どちらを選択することがどういう未来につながるのかを考えることと、私たち誰もがその両方のあいだでしか生きられないという「関わり」とていねいに向き合うことを、共有したいと願いながら私は生きています。

(加納)

  
Posted by おうみ市民放射能測定所 at 00:02Comments(0)