所在地●滋賀県東近江市中野町649
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2015年08月05日
滋賀に放射能はあるの?
おうみ市民放射能測定所のブログをご覧いただき、ありがとうございます!
現在、測定所開設に向け測定器の購入準備と設置場所の調整など、具体的に日程などを詰めていっています。
なによりも資金が必要です。どうか多くの方のご支援をお願いいたします。
まだまだ情報の告知ができていなくて、よくわからないと感じられることと思います。
このブログでも、現在の状況や開設に携わる私たちの思いをできるだけ書いていきたいと思っています。
滋賀に市民放射能測定所を作ります!という話をすると、
「滋賀にも放射能は降ってるんですか?」とか
「もう(原発事故の)影響はないのでは?」とか、よく聞かれます。
東京電力福島第一原子力発電所の事故は、国際原子力事故評価尺度(INES)で最も深刻な事故に当たる「レベル7」です。
レベル7は、数万テラベクレル以上の放射性物質の外部放出を伴う事故をいいます。
チェルノブイリで30年近く前に起こった原発事故も「レベル7」でした。
このチェルノブイリの事故や、かつて世界で行われた核実験で拡散された放射性物質が、日本で今もまだ確実に残っていることが、日本の土やキノコを放射能測定することでわかっています。
チェルノブイリと同レベル(チェルノブイリよりも過酷事故であるという説もあります)の事故が日本で起こり膨大な量の放射能が環境中に漏出して、この狭い国のなかでなにも影響がないはずはありません。
政府や自治体は各地の空間の放射線量をモニタリングし公表しています。
それらのデータを注意深く見ていると、放射線量は常に一定ではなく、関西や九州でも急上昇することがあります。
また事故以前より平均的にかなり高くなっている地域も、全国にたくさんあります。
福島の原子力発電所から、放射性物質を大量に含んだ冷却水が今も海へ放出され続けていることを、東電が記者会見やメディアを通じ堂々と発表しています。
放射能はあきらかに今現在もまだ私たちの生活する環境中に拡散されているのです。
そんな環境のなかでつくられている農海産物に、影響は全く無いと断言できるでしょうか。
政府は事故後、食品の放射能限度値を以前よりはるかに高く設定し、それ以下なら安全として食品を流通させています。
限度値以下なら大丈夫というのであれば、たとえ微量であれ放射能が含まれている可能性は多分にあるということです。
ましてその限度値が国際的にも認められていない、以前では考えられないほどの高い値なのです。
物流が発達した現代では全国どこでも同じ食べ物が運ばれていきます。
加工食品などは、汚染度の高い場所で加工されていたり(関東にも汚染度の高い地域が多くあります)、原材料が汚染されている可能性が十分にあり、滋賀だから、距離があるから大丈夫などということはありません。
小さな子どもたちに、汚染された(汚染されているかもしれない)ものを食べさせたくない。
食品にどれだけの放射能が含まれているかを自分たちで測定し、この事実をきちんと受け止め危険を回避することが、私たちのからだと環境と未来を守ることにつながるのです。
おうみ市民放射能測定所では、食品の放射能をおもに測定していきます。
測定に慣れてデータの解析がきちんとできるようになれば、土も測定したいと考えています。
豊かな生産の地である滋賀だからこそ、安心と豊かさを支えてくれる生産者さんとの信頼関係を、測定することでより強く深くしていけると思っています。
私たちみんなのいのちのために。

(宮本)
現在、測定所開設に向け測定器の購入準備と設置場所の調整など、具体的に日程などを詰めていっています。
なによりも資金が必要です。どうか多くの方のご支援をお願いいたします。
まだまだ情報の告知ができていなくて、よくわからないと感じられることと思います。
このブログでも、現在の状況や開設に携わる私たちの思いをできるだけ書いていきたいと思っています。
滋賀に市民放射能測定所を作ります!という話をすると、
「滋賀にも放射能は降ってるんですか?」とか
「もう(原発事故の)影響はないのでは?」とか、よく聞かれます。
東京電力福島第一原子力発電所の事故は、国際原子力事故評価尺度(INES)で最も深刻な事故に当たる「レベル7」です。
レベル7は、数万テラベクレル以上の放射性物質の外部放出を伴う事故をいいます。
チェルノブイリで30年近く前に起こった原発事故も「レベル7」でした。
このチェルノブイリの事故や、かつて世界で行われた核実験で拡散された放射性物質が、日本で今もまだ確実に残っていることが、日本の土やキノコを放射能測定することでわかっています。
チェルノブイリと同レベル(チェルノブイリよりも過酷事故であるという説もあります)の事故が日本で起こり膨大な量の放射能が環境中に漏出して、この狭い国のなかでなにも影響がないはずはありません。
政府や自治体は各地の空間の放射線量をモニタリングし公表しています。
それらのデータを注意深く見ていると、放射線量は常に一定ではなく、関西や九州でも急上昇することがあります。
また事故以前より平均的にかなり高くなっている地域も、全国にたくさんあります。
福島の原子力発電所から、放射性物質を大量に含んだ冷却水が今も海へ放出され続けていることを、東電が記者会見やメディアを通じ堂々と発表しています。
放射能はあきらかに今現在もまだ私たちの生活する環境中に拡散されているのです。
そんな環境のなかでつくられている農海産物に、影響は全く無いと断言できるでしょうか。
政府は事故後、食品の放射能限度値を以前よりはるかに高く設定し、それ以下なら安全として食品を流通させています。
限度値以下なら大丈夫というのであれば、たとえ微量であれ放射能が含まれている可能性は多分にあるということです。
ましてその限度値が国際的にも認められていない、以前では考えられないほどの高い値なのです。
物流が発達した現代では全国どこでも同じ食べ物が運ばれていきます。
加工食品などは、汚染度の高い場所で加工されていたり(関東にも汚染度の高い地域が多くあります)、原材料が汚染されている可能性が十分にあり、滋賀だから、距離があるから大丈夫などということはありません。
小さな子どもたちに、汚染された(汚染されているかもしれない)ものを食べさせたくない。
食品にどれだけの放射能が含まれているかを自分たちで測定し、この事実をきちんと受け止め危険を回避することが、私たちのからだと環境と未来を守ることにつながるのです。
おうみ市民放射能測定所では、食品の放射能をおもに測定していきます。
測定に慣れてデータの解析がきちんとできるようになれば、土も測定したいと考えています。
豊かな生産の地である滋賀だからこそ、安心と豊かさを支えてくれる生産者さんとの信頼関係を、測定することでより強く深くしていけると思っています。
私たちみんなのいのちのために。

(宮本)