所在地●滋賀県東近江市中野町649
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Posted by 滋賀咲くブログ at

2017年08月02日

土のこと、続きの続きの続き。

先日、お客さんと土の話をしていたら、近所に学校があってグラウンドの土埃が舞うという話を聞いて、私は今までグラウンドの土ってずっと動かずにあるものだとイメージしてたので、土埃などで目減りする度に新しい土を補充していると知って、それがどのような土なのか気になりました。

調べたら、学校のグラウンドに使われているのは真砂土という、花崗岩が風化してできた土で、花崗岩なので産地は西日本が多いようです。花崗岩だから天然放射性核種が多そうです。

グラウンドの土を採取して測定したいと思い、お子さんのいるお客さんに聞いたらそのお子さんが通う学校のグラウンドは土ではなく芝生なのだそうで、学校のグラウンドが土ばかりじゃないことも初耳で新鮮で、人工芝の発ガン性(廃タイヤなどが原料で炭素微粒子やベンゼンなどが含まれる)は知っていたけど、その学校は天然芝だそうなので調べたら、芝生の生産地は、つくば市が日本一で次いで静岡県の富士山麓だそうで、東電福島原発事故由来の汚染があるかもしれません。

土のグラウンドも芝生のグラウンドもそれぞれに気になる点があり、どれがよいとか悪いとか言い切れないけれど、たとえば私たちも学校で体育の授業や部活動で、天然放射性核種に加えて核実験由来の放射性核種も含むグラウンドの土埃にまみれて育ってきての今このカラダなわけで、影響がないと思えばないのかもしれないのです。

(グラウンドの土も芝生も測定してみたいです。)

東電福島原発事故の放射能汚染を、日本政府が食べて応援だとか瓦礫の広域処理だとかで薄めて日本全土に拡げたこととまったく同じことが、この半世紀、世界中で行われてきているわけです。
核実験を繰り広げて、化学合成物質を撒き散らして、まんべんなく世界中を汚染させて、影響をわからなくしてしまう。同じです。

この放射性物質や化学合成物質にあふれつづける環境は誰にとっても未知の世界で、何をいつどんな環境でどのくらい摂取したのか人それぞれだから、影響のあらわれ方も人それぞれで、だから治療法もありません。

呼吸したり皮膚から吸収したりして、放射性物質や化学合成物質を摂取しつづけて、人それぞれの限界量までカラダが取り込んでしまったら、アレルギー症状だとか化学物質過敏症みたいなことになる場合もあるのだろうと思います。

放射性物質や化学合成物質をまったく摂取しない生活というのは不可能だけど、なるべく摂取しないように心掛けて生活することは、私たちが半世紀にわたって繰り返してきた過ちを子どもたちの未来に引き継がないために唯一できることだと思います。

(カノウ)  
Posted by おうみ市民放射能測定所 at 22:04Comments(0)測定日誌

2017年08月02日

8/10(木)土のお話し会

土のお話し会を、仕切り直して開催します。
要ご予約で定員10名、お子さま不可です。

東電福島原発事故よりも前からある核実験由来の放射能汚染や、住環境の変化による自然放射線や化学合成物質からの影響に、私たちは半世紀以上も曝されて育ってきました。影響の程度をどう捉えるかですが、多くの人にとっては気にならない程度、影響ない程度であると思います。
気にならなければ気にしなくてもよい程度のことかもしれない、核実験由来の堆積による土の放射能汚染のことを、東近江の土の測定結果を基にお話ししたいと思います。

*****

『子どもたちの遊び場の土のお話し会』
―堆積する放射能汚染~滋賀県の場合―

日時:8/10(木) 11:00~13:00(ランチ付き)
会場:でこ姉妹舎(東近江市中野町649)
料金:1080円(ランチ代)+カンパ
定員:10名(要ご予約)

講師:カノウ(おうみ市民放射能測定所)

おうみ市民放射能測定所での実際の測定からわかってきた、土のことをお話しします。
お子さん抜きで大人だけでちょっとの時間、じっくり、ゆっくりと、おしゃべりしませんか。

お問い合わせ/お申し込み:
oumi_hakaru@yahoo.co.jp  
Posted by おうみ市民放射能測定所 at 12:25Comments(0)イベント